自分の居場所を守るということ

こんにちは。

ぐりこです。

（最近友達の旦那からこう呼ばれる。）

 いやぁ・・・。

わたくし ぐりこは、

引っ越しました。

東京へ。

仕事の帰りが遅くてたまに終電逃すし、さすがにしんどくて、

ついに実家（埼玉）を出ましたー！！

ちょっと前に会社が恵比寿から移転をして、さらに遠くなってしまったのも理由の一つ。

実家から持ってきたカーテンが短すぎた件。

帰国してから、『引っ越したい』とは何十回も思っていて、

何度か調べたりしていたんだけど、退院後フルタイムで働けないし、貯金もないし、貯金したいし、むしろ借金あったし（要は金ない）、、、と行動には移していませんでした。

でも、先々週、猛烈に

「あ、無理だわ。_(:З｣ ∠)_」

と思ったんですね。

そこから1週間で部屋を決めて、どどどーっと用意をして、オヤジがハイエースをレンタルして、兄もレンタルして、引っ越しました。

そろそろ引っ越して2週間経ちます。

会社周辺は人が住めるレベルの家賃ではないので、そこから30分のところ。

大学時代にウロウロしていた、縁ある場所。

カーテンはまだ買ってないけど、物も揃ってきて、近くにカフェ、雑貨屋、スーパーもあるしそこそこ快適に暮らしています。

少しずつ自分の好きなものを揃えていけるといいな。

＊＊＊

実は

引っ越したら、『負けだ』と思ってて。
引っ越すにあたり意地を張っていたのです。

やはり実家はお金が貯まる。

実家にいくらか入れていても、一人暮らしの毎月の家賃や光熱費、生活費と比べると可愛い出費なのだ。

トロントに戻るためにお金を貯めたかった。

帰国してもう随分経つ。

ちょっとずつ日本に慣れて、どんなに強い気持ちでも時間が経つに連れて薄れていくだろうって、やっぱり日本は言葉も通じるし、快適だって

そう思うだろうって思っていました。

でも、帰国してから気持ちはあんまり変わってない気がする。

＊

知り合いの脚本家さんのトークショーに行ったって話、ここに書いたかなぁ。

トークショーはその人の色がすごく出ていて、今までの活動や葛藤などとても興味深かった。

そこで「あぁ、そうなんだなぁ。」って思うフレーズがあった。

身を削って創り上げた脚本、

大きな大きな作品作りだったという。

長い時間と労力、多くの人の協力を経て、完成をした作品（映画）を見てびっくりしたんだって。

エンドロールに自分の名前がなかったのだ。

脚本を書いた人の名前がないってあり得るのか？笑

今ではトークショーで笑って話せるらしいけど、当時はとてもショックだったそう。

いくつか、何かを言うポイントはあった。

誰か、分かってると思っていた。

あの時一言確認しておけばよかった。

あぁ、自分の場所は自分で守るしかないだなぁって、思ったのよ。

その言葉がとても残りました。

＊

ねぇ、例えばここで、

自分のキャパぎりぎりで頑張って働いて、お休み削って、仕事中心の生活をして体調を壊したとしても、誰も責任を取ってくれないんだ。

訴えるとか訴えないとかそういう問題じゃなくて、過ぎてしまった時間は戻せないということ。

別に悲観的に考えているわけじゃないんだけど、仕事というのは自分の代わりがいる。割とたくさん。

ということは、健やかに過ごすためには自分でなんとかするしかないのだ。

分かっているけど、忙しいとどうも難しい。

ただ、幸せに暮らしたいのに。

大きい幸せではなくて、朝天気が良かったら嬉しいと思えるくらいのやつ。笑

そんだけ。

ここには優しくて心配性な家族がいて、

面白くて優しい友達たちがいる。

それでも忘れられないこともあるんです。

＊＊＊

七夕やーん。

オフィスの笹の葉。

今週末は初めての国内出張。
バタバタです。
いつもだけど。

プライドパレードとカナダデーの時に丁度上司がトロントに出張中で、たくさん写真を送ってくれました。
カナダ150周年おめでとう🍁

それではまた♡