だってみんなが優しいから | ランニングの話

白馬国際クラシックにて(2025.9.7)

つらくて長い長い50km、かと思ったら、振り返るとあっという間で写真を見ると意外と楽しそうに走ってた。




なにを思ったのか、2024年の春、

「ダイエットをしよう!」

と思いパーソナルジムに入会。

しかしあまり(全く)効果はなく、その繋がりで良いトレーナーさんに巡り会えたため別のパーソナルに通うも、これといった効果が出ず。。。(おーい!!!わたしの身体)

「いったいどうしたら良いですか(泣)」と相談したところ、筋トレにプラスして有酸素運動を取り入れると良い、というアドバイスがあったのでランニングをすることに。その人の最大心拍数にもよるけど、だいたい120〜130くらいの心拍数が脂肪が燃えるらしい。

ふむふむ。ランニングなんて続いた試しがないけど、すでにお金もかかってるしやってみるか...。


というわけで、

暑さが和らいだ2024年9月末よりランニングを開始。


週2〜3の頻度で2〜3キロだけ。それでも1キロ走るだけでぜいぜいつらい。。。楽しくはない。。。

年末にかけて少し慣れてきて、3〜4キロを週3〜4回走るようになった。そのとき、「ずっと一人で続けるのは難しいかも」と思うようになり、近所でグループランニングがないか探すことにしました。

年末に「来年はグループランニングに参加する」という目標を立て、1月中頃に近所のグルランに初参加。なんとも個性豊かな人たちと出会い、そこからほぼ毎週通い始めることに。

トレイルランニングという山を走るスポーツをやっている人も多く、ありがたいことに2月に初めて高尾山口から小仏城山へ連れて行ってもらいました。都内からアクセスがよく登山でも人気な高尾は、実はすごいたくさんルートがあるんです。

初めてのトレランの感想は、上りはつらいけど、山を走るって、、、なんだか楽しいかも!

そんな感じであれよあれよとお山に連れて行ってもらい、トレランのお友達が増え、必要なギガをガンガン買い揃え(マジ金欠)なんだかもっと楽しくなってしまい。

野沢のレースに出るか!と、7月にトレランのレース出走を決め、今年の夏は毎週のように山に行っていました。

まとわりつく湿気で息ができないうだる暑さの中、山を登り、走って下る。

熱中症になりそうになりながらも少しずつ暑熱順化をして、下山したら川にドボンしクールダウン。そんな山遊び(修行)を楽しんだ今年の夏。

お友達。ルナサンダルで走っちゃうの凄すぎる。

そして7月。不安でたまらなかった野沢のレース。

案の定、出だしからツライ(泣)登りが果てしない(泣)遅すぎて一緒に来たみんなとエイドでさえも一回も会わない(泣)本当に一つ目の山を登りきったらリタイヤしようとずっと思ってました(笑)

第1関門を約5分前に通過。あとはひたすら耐えてゴールを目指す。あとちょっとのところで制限時間に間に合わないか疑惑が出てきて、ゆっくり歩きたいのに(走れよ)歩けなくて、泣きそうになりながら最後走ってゴールしました。


制限時間の約20分前に。

ここまできてゴールできないって悲しすぎると思って、頑張った。頑張ったで自分で言えるってなんか久しぶりかも。

ロードと違って上り下りがあるからキロ何分で走ればOKという計算が難しい。さらにもう疲れると考える余裕が全くない。IQ 3くらいになる。

手元の時計で38.77km、累積標高2,163m、無事完走。



そんな楽しく(ツライ)野沢のレースを乗り越え、9月は白馬で50kmにチャレンジ。

暑さが少し和らいだのと、前回のレースの経験が活きて、少しだけ楽しく走れた気がする。

©︎TADA

©︎TADA

なんだろ、サードプレイスみたいなの。

©︎TADA
©︎TADA

ツライって言っているのに懲りずに走ってる、走れてるのは、出会ったみなさんが愉快で優しくて受け入れてくれたから。

レースが終わって、またみんなに会ったり、今回出走しなかった人に「レースお疲れ」「完走おめでとう」と声をかけてもらって、なんだか嬉しくて。

ふとそんなことを思いました。

ランニングって不思議だね。

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