愛着という名の執着
部屋からの桜(一昨年くらいに撮ったもの) わたしは多分neighborhoodに対する愛着、というか執着が強い方なので、今住んでいるところを離れるのがとても寂しい。 トロントに住んでいた時大好きだったRoncy(roncesvalles)は、ダウンタウンから少し外れるけどトロントに遊びに行った時はいまだに足を伸ばしてしまう。 かわいい雑貨屋やカフェ、グローサリーストアの前にはいつもたくさんのお花が置いてある。信号を渡って少し歩けばもうオンタリオ湖で、ランニングやバイクで走る人、ビーチバレーをする人、のんびりピクニックをする人たちで溢れてる。そんなRoncyの風景や雰囲気が大好きだった。 今住んでいるエリアはRoncyに似ているわけではないけど、店主とおしゃべりをしたいカフェやつい通ってしまうベーカリーがあって、さらに散歩やランニングにもとても心地がいいところ。好きな人たちがいて、好きな場所があって、天気が良いだけで幸せな気分になれるところ。 引っ越しをすると決めたのは、夫も私も家で仕事をすることが多いのでもう少し広いお家にしたかったから。 予算や希望の兼ね合いで今住んでいるエリアでなかなか気に入る家を見つけることができず、泣く泣くこの土地を離れることになった。 今のお家は、寝室から少しだけど桜が見える。 去年は来年引っ越すなんて思いもしていなかった。この家から見る桜は去年が最後だったのね。 と言っても今の家から2.2 kmしか離れていないのと、次の家も偶然にも道路挟んで桜並木があるのだけど。 そんなこんなで後ろ髪を引かれながら引っ越しをする。 新しいエリアはだいぶ静かなところで、今までと違って便利な駅近ではない。 それでも自分なりに、好きなところをぽつらぽつら見つけていきたい。 お気に入りの場所を見つけていきたい。 執着していきたい。






