【報告】帰国しました。

数週間前に帰国しました。




成田空港に着いたときの心境は、

き、きききこくしてしもた。。。

(((;゜Д゜))))


です。


それはもう、夢の終わり、また全ての始まりでございます。

((((;´Д｀)))))

暫く動揺を隠せませんｗ



*


そんなに遅くない時間だったので、父と母がわざわざ空港まで迎えに来てくれて、とても嬉しかったです。(車的な意味で。荷物重いし。)

前記事と重複してしまいますが
一年半ぶりの日本。
住み慣れた日本。
当たり前なことしかなく感動も驚くこともなにもない。

一日だけ、周りの音とか歩いている人、全てが映画やドラマのセットのようで奇妙に感じました。
そしてカフェやレストランで何か注文するのに緊張した。


接客が丁寧だとか、
トイレが綺麗だとか、
人が多いとか、
そんなものどうでもよくて、『あぁ、そうだったな。』という感じ。



私は100%確信してた。
絶対トロントが恋しくなるって。



*



帰国してすぐ住民票を戻しに行き、電源が付かなくなっていた日本の携帯を復帰させにDoCoMoショップへ。
住民票の手続きはすぐ終わりました。
待ち時間にトイレへ行ったら、和式のトイレがあり衝撃を受けました。。。
何でかわからないけど。
とても衝撃的で思わずトイレを出てきてしまいましたw
外国人から見た和式トイレってどんなんだろうw


携帯はなんと壊れていたので買わざるを得えませんでした。
今時、携帯電話の番号がないと何も出来ないしね。。
別の日にDoCoMoショップで散々待たされた挙句、いざ購入という時に、身分証がなく買えないことが発覚。

免許証、戸籍謄本(写真付き)、保険証

このどれかがないと携帯を購入出来ないそう。
私は何も持っていませんでした。

前日みたドラマの“Hard to Live in the Citｙ”という挿入歌が頭に流れたよ。。

どの道免許更新に行かなくては行かないかったので、更新した後に購入。
(パスポートって日本だとあまり通用しません。)

先日やっと保険証も届き、病院に行きはじめることが出来ました。




数週間経ったけど、周りには全然帰国の報告をしていません。
連絡取っていた子たちは帰国しているのを知ってるけど。

ずーっとぼーっとしていて、文字通り何もしてないのです。

もーちゃんが一時帰国しているので会った。
北海道から東京に来ていた友達、京都の友達、東京に住んでる友達に会いました。
全員トロントで出会った人たち。



私は、私が思っていたより今が辛いです。


こんなにも時間があるのにブログを更新しなかったのも、マジ何もやる気が起きないから。



朝起きて外に出る、天気がいい日は大きく息をして今日という日に感謝をした。
花が咲いていれば美しいと思ったし、緑や花があるだけで嬉しいと思った。

ストリートカーで街中を走れば
色んな音が聞こえてくる
色んな人がいる
たまに友達を発見する

遊びに行くか
仕事に行くか
カフェに行くか
ジムに行くか

それだけ。
特別なことはなくて、ただそれだけのことがあんなにも幸せに溢れていたんだって思う。


日本の空は北米より高くて、青色も薄い。
低くて広く真っ青な空が懐かしい。
皆が恋しい。

トロントは真冬のクソ寒い日も晴れていると空がとっても綺麗です。


カナダにいる日本人の友達も、進学だったり働いていたり結婚していたりでずっと向こうにいる。
だから余計恋しくなってしまう。


よく皆とメッセしてるけど、朝起きてこのメッセージ見て胸が痛くなった。

(送ってきたのは男友達)



私の支えはただ一つで、カナダでもアメリカでもどこでも頑張っている友達たちに恥じないように生きること。
そんな感じでずっとアップダウンしてるこの頃です。


いつやる気スイッチが入るのか分からないけど、そんな感じで帰国報告とさせて頂きますw


カルチャーリバースじゃないよ。
日本がこういう国だって知ってたし、知ってる。
そんな大層なものにはならない。



＊


たまに昔の記事にコメントをくれる方がいますが、全然構いません。
質問でも何でもメールでもいつの記事でもOKです。
トロント(もちろんワーホリもね)に行かれる方の少しでもお役に立てるなら、嬉しい限りです。



＊＊＊


船便がまだ届かなく、暇なので本を買ってしまいました。
金ないのに。

『箱庭図書館』

この小説、ちょっと変わっていて、作家の乙一さんが、ボツになった作家志望の方の作品をリメイクしているんです。

その中の作品、『ホワイトステップ』に平行世界という言葉が出てくる。

人生は選択の連続です。
その選択しなかった人生はどこかでもう一人の自分生活しているかもしれない。
何かの拍子でその世界の人と出会ってしまうかもしれない。

主人公はある雪の日、不思議な足跡を見つける。


僕たちのいる【現在】という時間は、たくさんの選択肢の果てに存在している。
僕があくびをした世界としなかった世界。僕が朝に餅を焼いて食べた世界とご飯を炊いて食べた世界。
選択肢で片方を選んだら、選ばれなかったほうの世界は消滅する。ふつうだったらそうかんがえるだろう。
━━選ばれなかったほうの世界も消滅せずにのこり続けるのだとしたら？
(本文より)

凝っていて面白かった。

すごく思った。
ワーホリに行かなかった自分と、行った自分。

“私”はワーホリに行った自分。

一ミリも悔いはないし後悔がないと思える選択。
それは幸せだなって。

例え今悲しくても、ワーホリに行った自分は、その選択をした自分は、今こちらの世界でとても満足しています。


あと本文に何度か出てくるこの一節

『人生はただ歩き回る影法師』

舞台の上で大袈裟に見栄をきっても出場が終われば消えてしまう。
白痴のしゃべる物語。
わめき立てる響きと怒りはすさまじいが、意味は何一つありはしない。

Life's but a walking shadow, a poor player
なんだか切ないですね。
これは有名なシェイクスピアの小説の一文です。


読書関連で、、、今日Amazonから届きました♪

『BETWEEN THE WORLD AND ME』

私が洋書を読もう、という本のトピックは限られている。。

更にこの本はトロント在住の日本人の方がお勧めしていました。

翻訳や映画などの制作に携わっていて、とても魅力的な方です。(お会いしことないけど。)

＊＊＊


やることたくさん。
何もしたくない無気力さんが早くいなくなりますように。



先生が大好きな曲。

夏にたくさん聞いてた。

home
let me come home
home is wherever I'm with you

あなたと一緒ならどこへだって帰れるよ

可愛い歌詞。

 



次記事は旅行記事に戻り、アメリカ入ります♪


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