夢の終わり、旅の始まり

3カ月に及ぶアジアのバックパッカーの旅を終えた友人は、ホームであるニューヨークに無事たどり着いた。


“起きて、あなたは夢を見ているんだよ”

懐かしいような気持ち

“まだ夢を見ていたいよ”

“でも、ねぇ君、知ってる?
旅は終わったんだ”

この気持ちを何と言えようか。




1月に日本に来て、飛行機の乗り継ぎの関係で4月初めにまた日本へ来ました。
懐かしそうに、あぁこの道知ってるよ、覚えてる。って言っていた。


それはきっと私がトロントを思う気持ちと少し似ている。
ぎゅっと心苦しくなるような嬉しいようなドキドキした気持ち。

それでまた思うんだ
何年か経ってまたここにくることがあるのだろうか
いつになるんだろう
どう感じるだろう
何を感じるだろう


“left a little piece of my heart here. I'll come back for it someday. ”

最後にこう言って帰った。



***



私はカナダで外国人を経験しました。

日本にいる外国人が、日本が好き、素敵と言ってくれるのが純粋に嬉しく感じたりする。

先月ブラジルから来たばかりの人とちょっと話をしました。
自分の国が大好きで、
「ブラジルは人も全部最高だよ!!」
って言ったあとに
「でも日本では皆礼儀正しくて素晴らしいよ。日本の方がいいかもなぁ。」
とも言っていました。

いつだって異なった文化や人、色んなことを知ったり発見するのはすごいことだよね。
それで私たちはただハッとするんだ、あぁこんなにも色々な視点があったんだ、って。

これから日本で生活していくうちに、きっと嫌なことも困ることも沢山あると思う。
でも最後にいい思い出だったなって締めくくれたらいいなぁ。
なんて月並みなことを思ってしまいました。



***



あ、みどりさん今週からOL始めました。
東京におります。

そういうと8割方驚かれる。

自分のデスクがあることに、自分のパソコンがあることに、私が驚いてます。笑
オフィスで働くなら当たり前のことなのにね。



以前は当たり前に乗っていた通勤ラッシュの時間帯。
人の波がすごい。
乗換えの駅は人がホームに入りきらない。

綺麗なOLさんばかり目を追っちゃう。
日本人は皆同じ時期に同じような洋服を着る。
同じような色を纏い颯爽と歩く。

東京の朝は特に
皆はやあし。

前はとってもイライラしながら、上手くこの波に乗って歩いてた。
満員電車も香水臭い乗客も押してくる人も全部全部嫌だった。
泣きそうなくらい嫌だった。

日曜日の新宿
四方八方から人が入り乱れ、歩くペースもバラバラ。




あぁ、ここで自分のペースでいられるってどれだけ大変なことなんだろうかって思った。
流行りや人の目や追ってくる時間。



日曜日、古本市に遭遇してしまってハードカバー3冊、文庫本2冊買ってしまいました。。

Allen Ginsberg

自分を一番に、自分に正直に。
フィーリングもタイミングも追いかけすぎない。

苦しくなったらみんないるから。



夢の旅路が終わって、今は現実を旅してる。

コメント

  1. 初めまして!
    ここに書いてある言葉たちがすごく染みました。
    私もトロントワーホリ後日本で働いて、今はオーストラリアにいます。
    特に最後の"夢の旅が…"のところがグっっっと来ました! :) これからも更新楽しみにしてます!

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    返信
    1. Haiさん
      こんにちは。コメントありがとうございます。
      オーストラリアにいらっしゃるんですね~いいなぁ☆
      つらつら思ったことを綴っているだけなのに、嬉しいお言葉ありがとうございます。
      こんな感じでよければ是非暇つぶしに覗きにてください^^

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